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【2019最新版】歴代センター国語の面白い評論・小説をまとめてみた

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【2019最新版】歴代センター国語の面白い評論・小説をまとめてみた

いよいよセンター試験ですね!

 

毎年珍問・奇問が出て何かと話題になるセンター試験ですが、

今年は一体どんな問題が出るのでしょうか。

今からとても楽しみですね!

 

ではここで、過去のセンター試験の出題を振り返ってみましょう。

特に国語は現代文の評論・小説で変わった文章が出ることで有名です。

 

過去に受験された方や過去問に取り組まれた方はご存知かと思いますが、

評論・小説には変わった文章が沢山あります。

もはやネタです。

 

早速、順番に見ていきましょう。

 

センター国語 2018 井上荒野『キュウリいろいろ』


話の主人公郁子は35年前に息子を亡くし、以来夫婦ふたり暮らしでした。

その息子の名前が「草」。

 

ちなみに読み方は「くさ」ではなく「そう」です。なぜ「そう」と分かったかといえば、「草」にルビが振ってあったから。もし振り仮名がなかったらきっと沢山の受験生が草を生やしたのではないでしょうか。

 

しかし小説とはいえ亡くなった方の名前ですから笑うべきではありません。草。

 

センター国語 2017 野上弥生子『秋の一日』

 

下ネタなのか分からないような表現が話題になったこちらの『秋の一日』。

問題となった部分は以下の小さい子供の発言です。

 

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そしてたまたま自分の見知った動物とか鳥とか花とかの形を見出した時には、非常に満足な笑い方をしたが、彫刻の並んだ明るい広い室に這入った時に、女の彫刻を見つけては、
「おっぱい、おっぱい。」
とさも懐かしそうに指しをするのには直子も女中も一緒に笑い出した。

 

子供の発言とはいえ、「おっぱい、おっぱい。」を受験生に読ませることに問題はなかったのでしょうか…

 

センター国語 2015 ツイッター論 佐々木敦『未知との遭遇』 「クソリプ」、「パクツイ」について触れた文章

 

内容としては

 

リテラシーが機能しなくなり、啓蒙の必要性が問題になった。ネットの普及によって人々の「知」の在り方は変質し、既存の知識の積み重ねがなく「意図的なパクリ」に気付かない等の弊問題が起こった。現在は、筆者も啓蒙の必要を感じる。しかし筆者は、啓蒙とは異次元の未知なるものへの好奇心を刺激することを、やはりやっていきたいと考えている。

というものです。

 

文章中には「人々のリテラシーが低下したことにより某知恵袋に見られるような「教えて君」や某SNSに見られる「クソリプ」「パクツイ」といった現象が起きているという指摘があります。Twitter民は直接的な書き方はされていなかったものの、これは「クソリプ」「パクツイ」のことではないかと盛り上がりました。

ちなみに著者である佐々木敦氏は、Twitterで話題になった当時「このままだと未知との遭遇がクソリプの本てことになっちゃう泣笑」と、Twitterに投稿しています。

 

センター国語2014 岡本かの子『快走』

 

これはセンター国語の中でも伝説となった文章です。

まずは読んでみましょう。

 

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「これでも一生懸命だもんで、家からここまで一度も休まずに駈けて来たんですからね」
「俺達は案外まだ若いんだね」
「おほほほほほほほほほほ」
「あはははははははははは」
 二人は月光の下を寒風を切って走ったことが近来にない喜びだった。二人は娘のことも忘れて、声を立てて笑い合った。

 

突然「おほほほほほほほほほほ」
「あはははははははははは」
と笑い始める二人。緊張する試験中にこんな文章を読んだら受験生は動揺したのではないでしょうか。なぜこの文章が選ばれたのかいまだに謎です。

センター国語2013 スピンスピンスピン 大正時代の小説『地球儀』

 

先の「おほほほほほほほほほほ」
「あはははははははははは」を超えて伝説となった文章が2013年の『地球儀』。

 

これも受験生の気分で読んでみましょう。初見の方は混乱すると思います。

 

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同じ部屋の丸い窓の下で、虫の穴がところどころにあいている机に向って彼は母からナショナル読本を習っていた。
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」と。母は静かに朗読した。竹筒の置ランプが母の横顔を赤く照らした。
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽(こま)よ、回れよ回れ」と彼の母は続けた。

こう言われると、母は得意げな手つきで軽く球(地球儀)を回してすぐに指でおさえた。
「フェーヤー? フェーヤー……チョッ! 幾度聞いてもだめだ、すぐに忘れる」
「ヘーヤーヘブン」と母はたちどころに言った。

 

簡単に解説をすると、この文章は大正時代に書かれた小説で、「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」などのカタカナは英語の文を日本語で表したものです。読み進めていくと「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽(こま)よ、回れよ回れ」というのは地球儀を回している場面だとわかります。英語に直すとすれば「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」は”see the boy,and the girl”、ヘーヤーヘブンは”fairhaven”(アメリカ・マサチューセッツ州の地名)のことでしょう。

 

いかがでしたか?

このように、センター国語には出題意図がよく分からない文章が出ることもあります。しかし、受験生の方はそのような表現に惑わされず冷静に解けるように心の準備をしておきましょう。また、既に受験を終えられた方は良き思い出として、ネタとして是非楽しんでください。

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